[05]観光地は作りたくない

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シドニー行ってきました。全日程5日間、オペラハウス等の有名どころと世界でもトップを争うゲイ・レズビアンパレードをふらふらっとまわってきました。

Facebookのほうで写真挙げてるので、まぁ雰囲気見たい人は立ち寄ってくださいな。

 

 

今日の結論は、

将来的に地域を捉えた何かをやりたいのが僕の夢であるけども、観光地は作りたくないな。です

 

 

ぶっちゃけた感想としては、行ってみてあまり魅力を感じなかったのが本音です。

シドニーに来た。で、どうしよう。」

旅の計画プラン立ててなかったとかそういう理由じゃなくて…笑

パレードに関しては感動に似た形容しがたい何かを得たけど

それを除いた観光地としてのシドニーは何がおもしろいのか。

 

観光地に魅力は必要なのだろうか。

 

流行は業界が作るって話を聞いたことがあるけど、観光に関しても同じことが言えるのかも。 観光業を含む、メディアなどの広報業界が『観光地といえば○○』、『いま△△がアツい!』みたいに観光地としていくところの流れを作る。

もちろん、皆と共通した場所に行けるので、共通の話題やみんなと同じ経験をしたある種の安堵に似たものも得られるし、全然いいとはおもう。

 

実のところ、今回僕がシドニーに行った理由も まさしくコレなわけで。

 

ネームバリューにやられてしまったところは大いにある…ってかそれしかない笑

 

 

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誰かが 『シドニーに行ってきたーー♪』に類するツイートなり投稿をtwitterfacebookInstagramでしたとすると、少なからず 閲覧者の数%には『シドニーに行きたい』って気持ちを煽ることができるだろう。

他人によって煽られた時点では、その当人たちも[シドニーのことは名前くらいしか知らない状態]であるのが現状であって、 ここをみて、観光地に魅力は必要なのか?と疑問に思い始めた次第です。

 

SNSによる『××行ってきた報告』。善し悪しのコメントが一切なかったとしても、行ったという事実が既に一種の評価と捉えることもできるので(しかし、その場所が興味のそそるところであるかどうかは言ってない。)、それらがまた流れを作って、誰かのもとへ行きつき、シドニーに訪れる。

 

 

そんなものは作りたくないなと旅行通して感じてた。

 
(批判とかじゃなく、個人でおもってるだけです)
 

 

いままで地域づくりとか考えるときに、人を呼ぶこととか仕事作ることが先だと考えていた。村や小規模地域の集落存続には労働力や供給力が必要だからと。

 

でも、それではただ滞在ホテルを作っているようなもの。人を呼ぶことももちろん大事だけど、それよりも住みよい地域を、もともと住んでいる人たちに作ることが 最も重要なことで、それ以外のことは例え形になったとしても泥地上のビルのように不安定なものにしかならないのではないか。

住みよい地域を作る前に人を招いても、その人達が住みたいとおもえるところでない限り また人は流れていってしまうしね。
 

あと地方地域の人口流出って問題なのかな。住んでる人たちに取ったら もしかしたら問題じゃないのかもしれないし、仮に問題であったとしてもよくわからない人いきなりぶち込まれてくる方がよっぽど難儀だ。人口数千人の村、人口数万人の街、聞こえはいいけど 頭数さえいればいいのではないんだから。

 

観光地は作らない。(結果的になったら、それはそれで儲けものではあるが…笑) 地域の人に焦点を当てたもので、訪れた人の心に何か引っかかることものを今後作れたら嬉しいな。

 

最後、小学生の感想文みたいですけど、締めです。ちゃお。