[07]吃音者であること

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    ※写真に意味はない

 

留学も残すところ2ヶ月を切って、焦りを感じてきてる。

学校行くのもたのしいし、みんなとおしゃべりするのも楽しいけど

それと同時に悔しい想いもいろいろとして。

 

この前 学校終わった後、悔しくて公園で泣いてしまった(笑)

なにが悔しいって吃音(どもり)のこと。

流石にもう7ヶ月も過ごしていれば学校内で話されてることのほぼ全ては理解できるし、特定の単語を知らなくても説明できる。文脈からその言葉を推測できる術も身に着けた。街に出てオーストラリアの人たちの話してることも全然理解できるのに、ただ言葉が出ない。

心因性のものなのか身体性のものなのか知らないけど。これがほんとに悔しい。

理解もできて、言いたいこともあって、聞きたいこともあるのに みんなが何も意識せずにできることが自分にはできない。その事実がまた圧力になって身体を襲うけど、為すすべがない。

 

どうしたもんかなーーと考えては寝落ちしてを繰り返して笑

相談できるルームメイトも先週帰っちゃったし、どんどん好きな人がそれぞれの国に帰っていくし…

 

今日もプレゼンテーション中に 盛大にどもってしまった。『自分の職場(バイト先含む)での失態or失礼な出来事』ってテーマで下ネタ織り交ぜておもしろおかしく仕上げてはみたけど本番でやらかしてしまった笑  それでも自分で笑かそうと思ったところでちゃんとクラスメイトが笑ってくれて嬉しかった。 けど、なおさら上手く言葉が流暢にでてくれればなと。欲深くもおもってしまうわけで。

ぶっちゃけ、この吃音さえなければ他の諸外国の人たちにも、負けず劣らずペラペラと話せる自負はあるのに(言い過ぎか?笑) 今じゃ1単語1単語ごとに詰まってしまって『大丈夫か?この子』みたいな目で見られるのも悔しい。そんな中でも、「そんなん気にすんなよ」と言ってくれる友達がいるのは、とてもありがたい。 

 

言葉を選ぶべきだとは思うし、実際ハンディを生まれ持って生まれた人たちに対して失礼なことにあたるかもしれないけど、『ハンディキャップってこういうことか。』とおもった。

 

したいことがあっても なかなか身体がいうことをきいてくれないのね。

 

  

これまで生きてきて『なんでこの人、(なにか理由があるかも知れへんけど)こんなこともできないの?』っておもったこともあったし、多分態度にでてたこともあった。今までどのくらいの人たちを不必要に更に追い詰めてしまっていたんやろうか。

 

自分の将来、その人たちのために尽くしてもいいのかもしれない。

 

吃音について知りたい人はこのページみるとわかりやすいよ↓↓

http://m.raisingchildren.net.au/articles/stuttering_an_overview.html